1軍投手枠の争いが昨シーズン以上に激しそう

春季キャンプインまであと約2週間。
投手の割り振りで驚いたのは育成契約選手の松木平選手が1軍メンバーに選ばれていることです。

野手で育成契約選手が1軍メンバーに選ばれていないのでチーム唯一の大抜擢となっています。

これは松木平選手の期待度の高さの表れだと思うので、このチャンスをものにして支配下選手登録を勝ち取ってもらいたいです。

昨年の松木平選手の成績は以下となっており防御率やWHIPを見ると目立った成績ではありませんが、12月に行われたアジアウインターリーグでのK/BBが6.00と驚異的な成績を残しています。
この結果があり1軍キャンプメンバーへの抜擢があったのでしょうか。
なお、K/BBは「奪三振数 ÷ 与四球数」で求め3.50以上が好投手の目安と言われています。
あくまで参考程度ですが、昨シーズンK/BBが6.00を超えている選手は、阪神の村上選手(9.13)、DeNAの東選手(8.87)、今永選手(7.25)、山本選手(6.04)のみなので、K/BB6.00がどれぐらい高い数値か分かると思います。

試合数投球回被安打被本塁打与四球与死球奪三振失点自責点防御率K/BBWHIP
シーズン(2軍)16817734113446414.560.831.46
みやざきフェニックスリーグ31618451512105.631.001.44
アジアウインターリーグ6142122112985.146.001.64

松木平選手以外にも新人の加藤竜馬選手、投手転向3年目の根尾選手が1軍メンバーとなっています。

キャンプは2軍スタートとなりましたが、岩嵜選手、岡田選手の復活やフェニックスリーグで好投を見せた砂田選手、石森選手の覚醒、ポテンシャルの高い若手選手の成長など、開幕1軍に入りそうな選手は多いので今シーズンは昨シーズン以上に1軍投手枠の争いが激しくなりそうです。

選手は大変だと思いますが、強い中日を見たいファンからすると楽しみすぎます!

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