2023年のドラフト振り返り

2023年のドラフト会議が26日行われ中日は支配下選手6名、育成4名の計10名を指名しました。

当初は投手を指名すると思われていた中日でしたが、ドラフト会議の前日に立浪監督が渡会選手を指名することを明言していました。
他球団は投手の指名を優先し一本釣りか競合があっても1/2の抽選かと思っていましたが、まさかの横浜、ロッテと重複となりました。

結果は横浜がくじを引き当て、いきなり計算が崩れる結果となってしまいました。

外れ1位で指名した草加選手がまたしてもロッテとの競合となりましたが、見事くじを引き当て交渉権を獲得することができました。

2位以降はウェーバー制での指名となり2位と3位でショートの選手を指名する驚きの結果となりました。
外野と内野を守れる渡会選手が指名できなかったことで、他の球団に取られる前に即戦力内野手を指名した感じでしょうか。

4位~6位は投手を指名し支配下選手の指名は終了。

続いて育成契約選手は支配下で取らなかった捕手1名、外野手2名と投手1名を指名し2023年のドラフトは終了となりました。

ドラフトで獲得した選手を追加した中日の選手一覧は以下となります。
これにより25歳以下の内野手が11名となり、ポジションに対しての選手が多すぎる状態になっているので、この後の現役ドラフトで提出される名簿に何名か名前があがりそうです。

また、支配下選手はまだ65名と枠に余裕があるので、戦力外2次通告はないと見ています。
内野手は過多ですが、阿部選手、京田選手、三ツ俣選手を放出してしまい二遊間探しに苦労した今年の反省を活かし高橋周平選手、溝脇選手を切ることはないと思います。

最後に2023年のドラフトで指名した選手の一覧です。

【支配下指名選手】

順位選手名生年月日所属出身地守備位置投打身長体重注目ポイント
1草加 勝(くさか しょう)2001.11.21亜細亜大学岡山県投手右・右182m75kg緩急をうまく使い、ゲームを作れる能力が非常に高い投手
2津田 啓史(つだ けいし)2002.11.23三菱重工East熊本県内野手右・右181m88kg高卒2年目でレギュラーをつかみチームの中心選手に、走攻守すべてにレベルの高いショート、まだまだ伸びしろもある
3辻本 倫太郎(つじもと りんたろう)2001.8.11仙台大学北海道内野手右・右168cm73kgトータル的にバランスのとれた選手。サイズは小さいが、自分をしっかり理解していてパフォーマンスをしっかり出せる選手
4福田 幸之介(ふくだ こうのすけ)2005.8.11履正社高校大阪府投手左・左181m84kg馬力が有り、力の有るストレート。150キロ左腕
5土生 翔太(はぶ しょうた)2001.3.10茨城アストロプラネッツ神奈川県投手右・右180m93kg大学時代スピードはあるものの制球が安定しなかったが、独立リーグで登板を重ねるごとに制球力がよくなったストレートはもちろん、スライダー、フォークが武器
6加藤 竜馬(かとう りゅうま)1999.5.13東邦ガス岡山県投手右・両185m99kg身体能力があり、ストレートがカットする。馬力型投手の即戦力右腕

【育成指名選手】

順位選手名生年月日所属出身地守備位置投打身長体重注目ポイント
1日渡 騰輝(ひわたり とうき)2004.9.20茨城アストロプラネッツ茨城県捕手右・左173m89kg高卒1年目から独立リーグで60試合以上出場。肩の良さとシャープでパワーのある打撃が魅力な捕手
2菊田 翔友(きくた とわ)2003.9.25愛媛マンダリンパイレーツ愛知県投手右・右182m88kg直球で押し切れる右腕。フォークの落差は一球品
3尾田 剛樹(おだ ごうき)2000.8.3栃木ゴールデンブレーブス兵庫県外野手左・左175cm74kg50メートル5秒9の快速外野手。打撃もコンタクト能力高い
4川上 理偉(かわかみ りい)2001.3.10大分B‐リングス大分県内野手右・右178m85kg高い守備力と強肩が自慢の内野手。打撃も力強く将来性十分

※注目ポイント:中日ドラゴンズオフィシャルウェブサイトより
https://dragons.jp/news/2023/draft.php

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