後味の悪い試合

2024/07/09(火)

【公示】

中日の公示はなし

【試合結果】

横浜DeNAベイスターズ 6 ー 5 中日ドラゴンズ

中　日｜0 0 0 0 0 3 2 0 0 0 0　｜5
DeNA｜0 3 0 1 0 1 0 0 0 0 1X ｜6

この日は好調板山選手がファースト、キャッチャーは加藤匠馬選手がスタメンとなりました。

先発は前回の勝ち投手となりながらも途中交代となり悔しい登板だった小笠原選手。

この日はしっかり抑え気持ち良くマウンドを降りたいところでしたが、早々にDeNA打線につかまります。

2回裏、先頭打者をピッチャー強襲のヒットで出塁を許し続くバッターにもヒットを打たれノーアウト1、2塁となります。

長打は避けたい場面でしたが、続く佐野選手に真ん中に入ったストレートを打たれライトスタンドに入るスリーランホームランとなります。

さらに4回にもソロホームランを打たれ0-4とかなり絶望的な展開となります。

そのような試合展開の中、5回表、加藤匠馬選手、小笠原選手に代打が送られバッテリーが交代となります。

小笠原選手、抑えても打線の援護がなく勝ちが付かず、打たれると不本意なところで降ろされる我慢のシーズンとなっています。

今日もDeNAにいいようにやられ終わることを覚悟しましたが、6回表、カリステ選手の犠牲フライと板山選手のツーランホームランで3点を返し1点差に詰め寄ります。

しかし、その裏DeNAに1点を追加され2点差とされますが、7回表、岡林選手、福永選手のタイムリーヒットで同点となります。
なおも1アウト満塁の大チャンスでしたが、ここはカリステ選手がゲッツーに倒れ逆転とはならず。
しかし、粘りを見せDeNAに追いつきました。

その後、両チームとも追加点が取れず迎えた問題の11回。

先頭の龍空選手がライトフェンス直撃のツーベースを打ちノーアウト2塁の大チャンスを作ります。
ですが、龍空選手、今シーズン初ヒットが良い場面での長打で浮ついて何かやらかさないか少し心配でした。

残念ながらその悪い予感が当たり、ボール球でバントの構えからバットを引いたところの戻りが遅くセカンドタッチアウト。

里崎チャンネルだったら大BADのプレーです。

勝ち越しの大チャンスが潰れ悪い流れでしたが、DeNA徳山選手の制球が定まらず高橋周平選手がフォアボールで出塁します。

チャンスを潰した後なのでなんとか流れを持ってきたいところでしたが、エンドランで宇佐見選手が空振りし高橋周平選手がセカンドタッチアウト。

宇佐見選手このところ打撃の勝負強さがなくなってきました。

2アウトとなり宇佐見選手もフォアボールで出塁しますが、後が続かず攻撃終了。

この回フォアボールを2つもらいながらミスでアウトを2つ与える非常に悪い流れで終えます。

するとその裏、2アウトまで取りますがオースティン選手が内に入ったストレートを完璧に捉えサヨナラホームランで試合終了。

11回表の攻撃を見たら負けてやむなしという感じです。
ただ、11回表ミスで2つアウトとなり中日ベンチは静まり返っていましたが、こういう時だからこそ首脳陣には戦う顔をしていてほしかったです。

中盤で4点差を付けられ厳しい状況から粘りを見せて追いついたので、11回の攻防は非常にもったいなかったです。

これで通算成績は、35勝39敗6分となりました。

明日の先発は支配下契約最後の枠を勝ち取った松木平選手。打線がしっかり援護し初登板初勝利を期待しています！

この日のしびれさせてくれた選手ランキングです。

1位　福永選手
★★★★★★★★
タイムリーを含む3本のツーベースヒット。守備でも好守を見せてくれました。

2位　大島選手
★★★★★★★★
打席に立つ機会が減っていますが今日は見事なバットコントロールと好走塁でした。

3位　板山選手
★★★★★★★★
この日も見事なホームラン。追い上げムードを高めてくれました。

最後に各選手の成績です。

【打者】

岡林選手がマルチ安打。内容も良いのでこれからが楽しみです。

【投手】

藤嶋選手の押し出しが痛かった。