巨人との初戦は引き分けでカード勝ち越しならず

10回戦 2024/05/21(火)

読売ジャイアンツ 1 ー 1 中日ドラゴンズ

【イニングスコア】

中　日｜0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 ｜1
巨　人｜0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 ｜1

この日のスタメンは、今日1軍に上がった上林選手が3番センター、ファーストはビシエド選手、福永選手はサードで2番と新たなオーダーで臨みました。

また、先発は、防御率0点台の高橋宏斗選手、防御率1点台の山﨑伊織選手と投手戦が予想されましたが、その通り1点を争う展開となりました。

高橋宏斗選手は毎回ランナーを許しピンチを作りながらも要所を締める粘りのピッチングで巨人に得点を与えません。

打線は、苦手な山﨑伊織選手から4回に岡林選手、6回は上林選手がスリーベースヒットを打ちますが、あと1本が出ず中日も得点が奪えません。

6回は1アウト1、3塁でビシエド選手に打席がまわり1軍生き残りへ結果を出してほしかったのですが、教科書通り内角を攻められゲッツーとチームにもビシエド選手にも痛い打席でした。

どちらも得点ができない重い試合展開の中で、まさかの得点が生まれます。

7回表、田中幹也が3球目をキレイな回転で引っ張りプロ入り初ホームランを打ち中日が1点を先制します。

田中幹也のホームランは、岡林選手のように体を大きくし、プロの球に慣れる2、3年後と思っていましたが、まさかの今シーズンでした。

1点リードし盤石のリリーフ陣が抑えてくれると思いましたが、ここまで防御率0.00だった清水選手が1点を失い同点とされてしまいます。

いつかは点を取られる時が来ると思っていましたがこのタイミングでした。
今日は点を取られましたが、18試合連続無失点は凄い記録です。

試合はその後、両チームともフォアボールでランナーを出しても続くヒットが出ず痛み分けとなりました。

巨人の得点は、ヒットで出塁したランナーを盗塁と送りバントで進め犠牲フライで取っているので、中日も足を使った攻撃をしないと強い相手に勝ち切るのは難しい気がしました。

11回、先頭の田中幹也選手がフォアボールで出塁し得点を上げる流れでしたが、盗塁はなく仕掛けたバスターも失敗しゲッツーと最悪の展開でした。

相手の足を意識して加藤匠馬選手を起用する場面が見られるので、中日も2軍で11個盗塁を決めている福永選手や足が速い田中幹也選手、岡林選手、村松選手あたりはドンドンしかけて相手の嫌がる野球をやっていって欲しいです。

8回以降はヒットを1本も打てていないので、今日は負けなくて良かったという感じでした。

これで通算成績は、17勝21敗5分です。

巨人も打線の調子はあまり良くなさそうなので明日こそは小笠原選手に勝ちを付けてあげてください。

この日のしびれさせてくれた選手ランキングです。

1位　田中幹也選手
★★★★★★★★
見事なプロ初ホームラン！

2位　高橋宏斗選手
★★★★★★★★
粘りのピッチングで6回を無失点。

3位　福永選手
★★★★★★★★
ノーヒットでも3度出塁。守備でも抜ければ1点という当たりを見事にさばきました。

以下この試合の成績です。

【打者】

【投手】