小笠原選手の気合のピッチング報われず

4回戦 2024/04/30(火)

横浜DeNAベイスターズ 2 ー 1 中日ドラゴンズ

【イニングスコア】

DeNA｜1 0 0 0 1 0 0 0 0 ｜2
中　日｜0 0 0 0 0 0 1 0 0 ｜1

初回、カリステ選手のエラーと不運なヒットでDeNAに先制点を取られてしまいます。

打線は、DeNA先発の中川選手に完璧に抑えられている中でDeNAに追加点を取られ苦し試合展開で進んでいきます。

7回裏、中川選手のアクシデントでの降板もあり1点を返しますが、その後は得点を奪えず惜敗となりました。

この日の先発は、小笠原選手。

野手のスタメンは、昨日と同じメンバーで田中幹也選手はこの日もベンチスタートとなりました。

昨日、打線が大爆発したのでいじらなかった感じでしょうか。

先発の小笠原選手は、前回登板でHQSを達成しながらも負け投手となってしまったので、今日こそは勝ちたい試合でした。

しかし、この日は不運な展開でスタートします。

初回、1アウトを取った後、カリステ選手がサードへの強い当たりのゴロをはじき出塁を許すと盗塁も許しいきなりピンチとなります。

続くバッターは打ち取りましたが、牧選手の打球が小笠原選手の左腕に当たります。

小笠原選手に当たった球は1、2塁間に転がりセカンドランナーが帰り1点を先制されてしまいます。

小笠原選手にとって非常に痛い1球となりました。

小笠原選手の状態が心配でしたが、マウンドで痛がる様子は見せない気迫のピッチングで、6回97球2失点（自責点1）、4奪三振としっかり試合を作りました。

小笠原選手に勝ちを付けたい打線ですが、DeNA先発の中川選手に完全に抑えられ6回終了時点で球数62球とマダックスペースで進んでいきます。

しかし、7回裏、中田翔選手、細川選手が外野の前に落ちるヒットでノーアウト1、2塁のチャンスを作ります。

さらにここまで好投を見せていた中川選手がアクシデントで交代となり同点、逆転への期待が高まりました。

上林選手、代打、宇佐見選手は凡退となりますが、村松選手が初球を捉え1点差として、代打、福永選手が登場します。

ですが、初球をピッチャーゴロに打ち取られこの試合最大のチャンスは1点で終わってしまいます。

追加点は上げられないまま試合終了となりました。

今日のように得点が取れない日はDeNAのようにもっと足を絡めた攻撃を見せてほしいです。

中日はここまでチームの盗塁数は3つのみで、DeNAは今日で3つ盗塁を成功させています。

選手がここぞという場面で打ってくれると信じているのだと思うのですが、昨シーズン安打を待つだけでは得点ができないことを学んだと思うので、作戦も大胆に変えていって欲しいです。

小笠原選手のケガの状態も気になりますが、岡林選手の状態も気になります。

ここまで打率.105、出塁率.171と1番バッターに相応しくない成績です。

今シーズンは期待ではなく結果を優先し、石川昂弥選手、辻本選手、高橋宏斗選手を2軍スタートにさせたはずなので、シーズン開始前の勝つための采配を思い出して欲しいです。

三好選手はまだまだ荒いところもありますが、ここまで打率.257、出塁率.307と田中幹也選手や上林選手よりも成績を残しています。

そんな選手をずっとベンチに置いておくのはもったいないです。

これで通算成績は、12勝12敗3分となりました。

3、4月は浮き沈みの激しい月でしたが、なんとか5割で終えることができました。

投手陣は今シーズンも結果を残してくれそうなので、やっぱり課題は打線ですね。

なので、状態が良い選手を積極的に使い、1点を取りに行く野球で優勝を目指してもらいたいです。

この日のしびれさせてくれた選手ランキングです。

1位　小笠原選手　
★★★★★★★★
痛みに耐え気迫のピッチングを見せてくれました。勝ちを付けてあげたかった。

2位　村松選手
★★★★★★★★
打率3割目前。この日唯一のタイムリーヒットを素晴らしかったです。

3位　橋本選手
★★★★★★★★
この日もパーフェクトピッチング。三振も2つ奪い好投が光ります。

以下この試合の成績です。

【打者】

【投手】