今年の中日は簡単に負けない！？

オープン戦 2024/03/09(土)

中日ドラゴンズ 2 ー 2 広島東洋カープ

オープン戦9試合目は、昨日同様カープとの試合でした。

3月に入りましたがまだまだ寒さが残るマツダスタジアムでの1戦は初回からピンチの場面を作ってしまいいきなり2点を先制されますが、終盤のチャンスを活かしなんとか同点に追いつき引き分けとなりました。

先発は1軍生き残りをかけ結果が必要な根尾選手でした。

この日もセカンドで先発した村松選手が最初の打球をエラーしランナーを背負い、そこから安打と犠打で選手を進められ内野ゴロで1点を失い、更にワイルドピッチでいきなり2点を失う苦しいピッチングになりました。

初回は制球が定まらずフォアボールを2つ許す今日も立ち上がりからバタバタしてしまいました。

しかし、2回以降はストライクゾーンで勝負できるようになり許した安打は初回の1本のみで5回2/3を投げ奪三振6、与四球3、失点2とまずまずのピッチングとなりました。

初回は制球に苦しみましたが、前回登板よりも制球が定まり前回登板の課題を確実に改善してきています。

そして、当たり前のようになっていリリーフ陣の無失点リレーはこの日も継続。

これでリリーフ陣は27イニング連続無失点となっています。

打線は、昨日とスタメンをガラッと変え1軍生き残りをかけた選手が多く出場するオーダーとなりました。

打線好調の三好選手はこの日も2安打。最初の安打はチャンスでの安打で打点1付きです。
さらに盗塁も2つ決め足でもアピールしています。

最終回の守備は課題として今後の改善に期待。
これまで多く守っていたセンターでは広い守備範囲、球際の強さを見せていたので、レフトよりもセンター向きの選手？

昨シーズン、チャンスは作っても無得点で終わる場面をたくさん見てきたので、チャンスでしっかり安打を打てる三好選手の存在が心強いです。

シーズン開幕まであと3週間程度あるので、それまでこの調子を維持し開幕スタメンを勝ち取ってもらいたいです。

この日はショートで出場した辻本選手にもエラーがあり、辻本、村松選手の二遊間はアピールすることができませんでした。

このまま前評判通り、ロドリゲス、田中幹也選手の二遊間が開幕スタメンとなるのでしょうか。

これでオープン戦の成績は3勝3敗3分となりました。

明日の試合は大野雄大選手が先発予定です。
まだ調整段階だと思いますが、どのようなピッチングをするか楽しみです。

この日のワクワクランキングです。

1位：リリーフ投手陣（橋本選手、土生投手、フェリス選手）　★★★★★
　　まだまだ続く無失点リレー。頼もしいです。
2位：三好選手　★★★★
　　 2試合連続の2安打。さらに打点も上げ打線の中心選手です。
3位：根尾選手　★★★★
　　初回は苦しみましたが試合中にしっかり修正し2回以降は被安打0、6奪三振。

以下この試合の成績です。

【イニングスコア】

中　　日｜0 0 0 0 0 0 1 1 0 ｜2
広　　島｜2 0 0 0 0 0 0 0 0 ｜2

【打者】

打順	位置	選手名	打率	打数	安打	打点	三振	盗塁	本塁打	犠打	失策
1	(中左)	三好大倫	.357	5	2	1	0	2	0	0	0
2	(遊)	辻本倫太郎	.214	5	0	0	3	0	0	0	1
3	(右)	後藤駿太	.375	3	1	0	0	0	0	0	0
4	(指)	ディカーソン	.095	3	0	0	1	0	0	0	0
	打指	山本泰寛	.167	0	0	0	0	0	0	0	0
5	(一)	福永裕基	.167	4	1	0	1	0	0	0	0
6	(捕)	宇佐見真吾	.357	2	0	1	0	0	0	0	0
	捕	加藤匠馬	.500	0	0	0	0	0	0	0	0
7	(三)	石川昂弥	.100	4	1	0	0	0	0	0	0
8	(二)	村松開人	.333	4	1	0	0	0	0	0	1
9	(左中)	尾田剛樹	.214	4	1	0	0	0	0	0	0

【投手】

選手名	防御率	投球回	被安打	被本塁打	奪三振	与四球	与死球	失点	自責点
根尾昂	3.86	5.2	1	0	6	3	0	2	0
橋本侑樹	3.60	1.1	0	0	2	0	0	0	0
土生翔太	4.50	1	2	0	1	0	0	0	0
フェリス	3.60	1	1	0	2	0	0	0	0